中国国連次席大使、イラン核問題への立場を説明

中国国連次席大使、イラン核問題への立場を説明。 イラン核問題に関する安保理決議の実施について勝手な解釈をすべきではない。制裁範囲の拡大がイランの発展・建設に影響を与えるものであってはならない。イランと諸外国との正常な経済・貿易往来や人々の正常な生活に影響を与えるものであってはならない。ましてや、イランと各国との正常な関係の維持を妨げるものであってはならない…

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発信時間: 2010-09-17 14:40:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の王民国連次席大使は15日、イラン核問題に関する安保理の会議で、中国の原則的立場について次のように説明した。

イラン核問題に関する安保理決議の実施について勝手な解釈をすべきではない。制裁範囲の拡大がイランの発展・建設に影響を与えるものであってはならない。イランと諸外国との正常な経済・貿易往来や人々の正常な生活に影響を与えるものであってはならない。ましてや、イランと各国との正常な関係の維持を妨げるものであってはならない。

中国は一貫して国際的な核不拡散体制の維持を支持し、イランによる核兵器の保有・開発に反対し、ダブル・トラック戦略によってイラン核問題を処理することを支持している。制裁はそれ自体が目的ではなく、問題の根本的解決にはなり得ない。外交交渉を通じて平和的に解決することこそが最良の選択肢だ。

イラン核問題に関する対話・交渉の再開は新たな好機を迎えている。6カ国とイランは共に交渉再開に意欲を示している。中国は関係各国が現在の交渉再開の契機をしっかりと捉え、平等と相互尊重を基礎に、より実務的で柔軟な政策を講じ、接触と対話をさらに強化し、外交努力を全方位的に強化して、平和的な解決案の模索に尽力することを希望する。

「人民網日本語版」2010年9月17日

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