パキスタン保健相のMakhdoom Shahabuddin氏は18日、洪水被害の救援を行っている中国国際救援隊のベースを訪問、医療スタッフがパキスタン市民に提供する効果的な治療に対し、感謝を表明した。
現地時間18日午後、パキスタン・タッタ(Thatta)では強い日差しが照りつける中、中国国際救援隊の隊員たちが被災地の人々に対する治療を行っていた。Shahabuddin氏は、中国国際救援隊の人道主義精神に対し、感謝を表した。
同氏は、「中国国際救援隊はすばらしい医療スタッフを有しており、患者に対して効果的な治療を施している。これは我々が今まさに必要としているものだ。ここの環境は劣悪だ。私は全ての隊員に感謝を示したい。皆さんは実にすばらしい仕事を行っている」と述べた。
写真:洪水被害が最も深刻だったパキスタン南部のタッタ地区Makli村で17日、中国国際救援隊が建設した仮設病院の薬局で薬を渡す武装警察総医院薬剤科の張紅果さん(右)。
武装警察総医院は、チャーター便で700箱余りの薬品(約300種類、500万元相当)を輸送したほか、第2陣中国国際救援隊に薬剤師2名を同行させた。現地で薬局を設立し、薬品を系統立てて分類・管理するとともに、薬品のスピーディな分配を実現している。
「人民網日本語版」2010年9月19日