日本メディアはこのほど、中国海軍の動きに警戒・監視するため、日本の防衛省は海上自衛隊の潜水艦の数を増やすことを決定したと報じた。
共同通信社が10月21日に発表した「独占情報」によると、防衛省と自衛隊の関係者は20日、防衛省が海上自衛隊の潜水艦の数を現在の16隻から22隻に増やすことを決定したと明かした。この決定は12月に出される新『防衛計画の大綱』にも盛り込まれる見通し。
日本が20隻以上の潜水艦を配備する防衛計画を打ち出すのは1976年以降初めてだ。報道では、中国海軍の「日本の周辺海域」、ひいては太平洋での活動が活発化していることから、日本の防衛省は潜水艦を増やし、東中国海を中心とする海域の警戒、監視を強める必要があると考えていると分析する。
また報道によると、防衛省のこの決定は、中国海軍の潜水艦の性能が高まったためで、中国は約60隻の潜水艦を保有していると見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月21日