露大統領の「南千島群島」視察は何を意味するのか

露大統領の「南千島群島」視察は何を意味するのか。

タグ: 南千島群島 北方四島 メドベージェフ ロシア

発信時間: 2010-11-02 17:07:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロシアのメドベージェフ大統領は1日、「南千島群島(日本名・北方四島)」の国後島を視察した。ロシアの指導者が日本と領有権を争っている「南千島群島」を視察するのは今回が初めてで、ロシアは今後もこの群島を支配していく決意を示している。

今回のロシア大統領の訪問に日本は強く反発し、日本政府はロシアに強く抗議した。そして日本のメディアは、この件は両国関係に深刻な影響を及ぼだろうと報道している。

領有権を明白に主張

メドベージェフ大統領の「南千島群島」視察は急に決まったものではなく、早くには決定していた。

メドベージェフ大統領は今年9月末、ロシアの極東地域を視察し、「南千島諸島」も訪問する予定だったが、天候が悪く実現しなかった。

日露は長期にわたってこの四島の帰属問題で互いに譲らず、日本は、ロシアが日本の敗戦を機に四島を占領するのは違法であり、日本に返還すればロシアと平和条約を結ぶと主張している。ロシアは、四島の占領は第2次世界大戦の結果であり、この結果を変えれば第2次世界大戦を否定することになるとしている。

メドベージェフ大統領は国後島で、地熱発電所や魚の加工工場を視察し、住民の家も訪問した。そして現地の物資の供給状況や衛生状態などを詳しく尋ねた。

日本の反対を無視

メドベージェフ大統領の国後島視察はわずか4時間余りだったが、国内外にとってもこの意義は大きいとアナリストは考えている。

国外的には、ロシアの「南千島群島」への実効支配は不動なもので、ロシアはこれからも「南千島群島」を支配していくという決意を示した。

メドベージェフ大統領が9月に「南千島群島」の視察計画を発表してから日本は強く反対してきたが、日本政府や世論に影響されず計画通りに「南千島群島」を視察したことは、この地での領有権問題を認めず、日本の反対や長期にわたる日本の「北方領土」への要求を無視するというロシア側の強硬な態度が読み取れる。

国内に対しては、現地の社会や経済の発展、地元住民の生活条件の改善を重視していることを示し、現地の住民が引き続きこの島で暮らしていく自信を強めることが狙いだが、それは1990年代から経済の低迷により住民たちが島を離れ続けていたためだ。

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