中日友好委「両国関係、風は吹けども動ぜず」

中日友好委「両国関係、風は吹けども動ぜず」。 現在の中日関係は、どのようにとらえるべきだろうか。活発な議論の結果、以下の5つの認識で一致した…

タグ: 中日友好 両国関係 交流 歴史

発信時間: 2010-11-05 17:28:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日両国の有識者が政治や文化、科学など幅広い分野で議論して両国首脳に提言する「新中日友好21世紀委員会」の第2回会合が10月30日から11月3日にかけて新潟市で開かれた。中国側は座長の唐家セン(センは王へんに旋)元国務委員ら12人、日本側は座長の西室泰三・東京証券取引所グループ前会長ら9人が出席した。会合では中日関係の改善をめぐり意見が交わされ、いつくかの合意に達した。会合の後、中国側の委員は新潟大学で開かれた座談会にも出席した。以下は、同会合に出席した中国側委員の一人、葉小文・中央社会主義学院副学院長の評論。中国共産党の機関紙、人民日報の海外版が伝えた。

「日中関係が複雑化する中、耳で聞くだけでなく、自らの目で見なければならない。メディアの報道をうのみにすることはできない。顔と顔を合わせた交流を行って、肌身に感じること。そして、自分の目で見たものを信じることが最も重要」----。日本人学生からこうした声が多く聞かれる。

確かに、勘繰り合うばかりでなく相互信頼を深めることは大切だ。だが、目で見たものも、必ず当てになるとは限らない。例えば、日本の国会内でいわゆる“漁船衝突事件”のビデオが公開されたが、それによって事件の真相や、日本側の行為の違法性を覆せるわけではない。釣魚島が古くから中国固有の領土であるという以前に、日本保安庁の巡視船が釣魚島沖で中国漁船の進行を妨害し追い払おうとし、さらに拿捕(だほ)したこと自体が違法である。「石と卵がけんかしたら、常に石が勝つ」という言い方があるが、今回の事件がまさにそれである。勝ち目のない卵が石にぶつかっていくはずはない。同様に考えてもらいたい。はたして、小さな漁船が重厚な巡視船にぶつかっていくはずがあるだろうか。

では、現在の中日関係は、どのようにとらえるべきだろうか。活発な議論の結果、以下の5つの認識で一致した。

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