日本メディアによると、日本の防衛省は南西諸島の軍事配備を重点的に強化する計画であり、中でも、台湾省から僅か110kmの距離にある与那国島には自衛隊を駐留させるという。中央テレビの軍事評論家・尹卓氏によれば、これは我が国の潜水艦の活動を大きく脅かすものになるという。
与那国島は日本の戦略的な前哨拠点
尹卓氏は次のように語る。
与那国島は日本の戦略的な前哨拠点ということができる。もしそこに軍事力が存在すれば、或いは、見えない軍事力が存在すれば、日本は大きな戦略上のメリットを得る。
まず、主に台湾海域の監視である。次に、釣魚島まで僅か170kmしか離れておらず、、釣魚島問題に干与するのには非常に便利である。また、そこかれは中国大陸の軍事活動が容易に観察でき、対台湾活動も一目瞭然である。
自衛隊の与那国島配備については、一部の日本の国会議員だけでなく、多くの自衛隊関係者もこれを提案している。日本の新たな「防衛計画の大綱」はまだ国会を通過していないが、計画では南西諸島に約2万人を増員配備し、この2万人の内の一部については与那国島に配備される可能性がある。
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