中国の東側国境に潜伏する「盗視者」
日本陸上自衛隊
報道によれば、新たに自衛隊に加わった200名の沿岸監視隊は、主に移動式レーダーシステムに配置される。尹卓氏によれば、もし与那国島に移動式レーダーシステムが配備されれば、その監視範囲は福建省、浙江省から広東省に至る中国大陸の最前方地帯に拡大が可能である。更に、情報偵察、電子偵察等の手段を用いれば、江西省、湖南省も監視できる。これは絶対に排除が不可能だという。
新型哨戒機P-1による第一列島線の監視強化
新型哨戒機P-1
更に報道によれば、今回、日本は哨戒機P-3Cを新型哨戒機P-1に更新するという。尹卓氏によれば、「現在の日本の哨戒機というのは、第一列島線(北は日本列島、琉球諸島、中間には台湾、南はフィリピン、大スンダ列島に至るチェーン状の島嶼帯)監視の主要兵力であり、つまりは主要な手段である。P-3Cは既に20年以上にわたって就役し、老朽化している。米国の技術的な支援の下、日本は多くの新素材を用いて哨戒機P-1を自主開発し、滞空時間が長く、活動半径が大きいという特性を実現させた。P-3Cがこの新型哨戒機に更新されれば、第一列島線全体に対する監視能力が更に強化される」、という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月15日