中国の殲-10戦闘機
パキスタン空軍参謀総長のラオ・カマール・スルマン (Rao Qamar Suleman)
大将は第8回中国国際航空航天博覧会(珠海航展)の開催期間中、取材に対し、戦闘機「サンダー」(JF17、パキスタン側呼称。中国側呼称はFC-1、愛称は梟竜)250機を配備し、さらに中国製の航空電子システムとミサイルシステムを配置すると明らかにした。また、中国の対空ミサイルの購入に向けた事前評価も現在進められているという。中国紙、環球時報が伝えた。
両国が共同で開発した戦闘機「JF17」の後期バッチにはフランス製の航空機搭載レーダーと航空電子システムおよびミサイルシステムが装備されるとの報道について、スルマン氏は、JF17にフランスのシステムや武器を配備する計画はない、と報道を否定した。現在、JF17に装備されているのは全て中国製の航空電子システムと武器システムで、JF17計250機がパキスタン空軍に引き渡されるという。
中国の殲-10戦闘機