サルマン氏は、中国が開発したアクティブレーダー誘導式中距離空対空ミサイル「SD-10」(輸出向け名称。中国国内での呼称はPL-12、霹靂12)がJF17の標準配備になる、と明らかにした。統合作業がすでに進められており、JF17は超水平線(OTH)の索敵能力をまもなく備えることになるという。
サルマン氏は、全てのJF17にロシア製のRD93エンジンが搭載されているが、中国が性能のよいエンジンを開発すれば、そちらの購入も考えるとした。また、パキスタン空軍はRD93エンジンのオーバーホール能力を構築する見通しという。ノーボスチ・ロシア通信社の16日の報道によると、ロシアは中国にR-93エンジンをさらに500台輸出する意向を示しており、第3国への転売も制限しないとしている。
中国の殲-10戦闘機
「人民網日本語版」2010年11月22日