米核兵器の韓国での再配備 朝鮮の核保有に理由

米核兵器の韓国での再配備 朝鮮の核保有に理由。

タグ: 朝鮮 韓国 交戦 核兵器 米国

発信時間: 2010-11-25 11:37:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

朝鮮が核兵器の保有を固持できるよりよい理由

朝鮮が砲撃を行なう前、韓国の金泰栄国防長官は朝鮮がウラン濃縮施設を公開したことに対し意見を述べている。金国防長官が言うには、「アメリカの戦術用核兵器の韓国での再配備についてもう一度、議論し検討する必要がある。」これについて中国共産党中央党校国際戦略研究所教授で、朝鮮問題専門家の張璉瑰教授と復旦大学国際問題研究院の沈丁立氏はともに、「米軍の核が韓国に再配備されれば、朝鮮が核保有を放棄しない十分な理由を提供することになる。それこそ朝鮮の思惑通りなのかもしれない」との意見を示した。「環球ネット」が24日に伝えた。

朝鮮が最初に核兵器開発プロジェクトを立ち上げたのも、アメリカが朝鮮半島に核兵器を配備したからである。沈丁立氏は「韓国が国内の政治的事情から、米軍に戦術用核兵器の再配備を提言しても、アメリカは絶対にやらないだろう」と言う。

「朝鮮は核大国と言う身分で平等な会談を望んでいる」と張璉瑰教授は言う。朝鮮はアメリカ・中国・ロシアなどの核大国が先に軍縮を行い、自分たちは後から加わり、最終的には核の完全な放棄を目指すことを提案した。そして米軍の核再配備は、まさしくアメリカが核軍縮を行なう誠意が無いことを浮き彫りにしてしまう。以前から世界の核軍縮を唱えていたオバマ大統領は自らをそのような窮地に追い込むことはないだろう。

更に言うと、米軍の実力からすれば、核兵器を朝鮮半島に配備しなくとも、十分に韓国・日本などの同盟国を核から守る盾になり得る。そのため、韓国の核再配備と言う考え方は、対外的にはあまり意味を成さず、朝鮮にとって都合が良くなるだけである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月25日

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