米軍のマレン統合参謀本部議長は28日、米CNNテレビのインタビューで、現在行われてる韓米合同軍事演習について「強い抑止のメッセージを送る目的がある」と述べた。現時点での朝鮮との交渉の可能性については、個人的見解として「現在は悪い行いに対して褒美を与えるべきではない」と述べた。
だが現地の米国・アジア問題専門家からは「米国と韓国が最終的に緊張緩和を望むのなら、中国と共に朝鮮と交渉するほかないのが現状だ」との声も上がる。カーネギー国際平和基金の軍備抑制専門家・パーコヴィッチ氏は「最終的には米国は朝鮮と交渉せざるを得ない。そうしなければ情勢は一層悪化する」と指摘する。
「人民網日本語版」2010年11月30日