外交部の姜瑜報道官は7日の定例記者会見で、国内外の記者からの質問に答えた。
姜報道官は今年のノーベル平和賞に関する質問に答える中で次のように述べた。ノルウェー・ノーベル委員会が今年、中国の法律に違反して服役中の犯罪者にノーベル平和賞を授与することは、中国国内での違法な犯罪行為を公開の場で支持するものであり、中国の司法権に対する粗暴な干渉である。こうした誤った決定は中国国民の断固たる反対に直面するだけでなく、世界で圧倒的多数を占めている正義を守り通す国家にも受け入れてはもらえない。
また姜報道官は次のように述べた。自身の理解によると、これまでに、世界の100を超える国や国際機関が中国の今年のノーベル平和賞に反対する立場を明確に支持した。こうした事実は、国際社会の多くのメンバーはノルウェー・ノーベル委員会の誤った決定を受け入れないということを十分に説明している。
「人民網日本語版」2010年12月8日