楊外交部長「中国外交への自信に満ちている」

楊外交部長「中国外交への自信に満ちている」。 楊潔チ外交部長はこのほど中央メディアのインタビューに応じ、過去5年間と今後5年間の中国外交の発展について存分に語った。40分間のインタビューで楊外相は第11次五カ年計画中の中国外交のハイライトを振り返り、第12次五カ年計画中の外交の展望を示すとともに、中米関係、近隣外交、パブリック・ディプロマシーなど注目される問題について心ゆくまで話した…

タグ: 楊潔チ 外交部長 中国 外交 自信

発信時間: 2010-12-13 15:03:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■近隣関係:競争は否定できないが、柱は協力と相互補完

ここ数年、アジアと中国周辺地域には重大な歴史的変化が生じている。アジア諸国はいずれも自信を強めている。平和で安定したアジアは各国の利益に合致する。だが一方でアジアは多くの問題にも直面しており、地域の焦点である問題も依然存在する。朝鮮半島の非核化プロセスは困難で曲折をたどっているし、テロ、自然災害、国際犯罪などの問題も存在する。

中国はアジアの焦点である問題の適切な処理・解決を希望する。例えば2国間の領土係争は両者の協議・交渉によって適切に処理・解決すべきだ。われわれはアジアの長期平和・安定、平等・相互信頼、協力共栄の実現に尽力しているところだ。

中国の経済成長と隣国の経済成長とは大きな補完性を示している。中国最大の貿易パートナーの大部分はアジアの国々だ。競争が少しもないとは言えないが、柱は協力と相互補完だ。双方間に貿易摩擦や投資分野の問題があっても、互いに理解し譲歩し合う交渉や協議を通じて、適切に処理・解決することができると私は信じている。

中国とアジア諸国との人的・文化交流は大きく進展した。中国の若者がアジア諸国に多く留学することを希望する。

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