中国外交部の姜瑜報道官は10日の記者会見で、日本の沖縄県石垣市議員2人が釣魚島の南小島に上陸した問題について、「釣魚島とその附属島嶼は古来から中国の固有領土である。日本の地方議員の行為は中国の領土主権を著しく侵犯するもので、中国は日本側に厳正な申し入れをしており、強く抗議した」と述べた。
中国新聞社の報道によると、日本の沖縄県石垣市の仲間均氏と箕底用一氏の両地方議員が10日午前、釣魚島の南小島に強行上陸し、約40分間滞在した。
釣魚島列島は釣魚島、黃尾嶼、赤尾嶼、南小島、北小島と3つの岩礁群(大北小島、大南小島、飛漱島など8つの岩礁がある)からなり、総面積は約6.344平方キロとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月11日