中国機に対する日本自衛隊の緊急発進 今年度44回

中国機に対する日本自衛隊の緊急発進 今年度44回。 日本が一方的にいわゆる「中間線」を主張していることに対して中国政府は、すでに数回にわたって自らの立場を表明してきた。しかし日本は依然として中国政府の確固とした立場を顧みることなく、中国の戦闘機がいわゆる「中間線」を「飛行」したとしている…

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発信時間: 2010-12-28 17:12:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本が一方的にいわゆる「中間線」を主張していることに対して中国政府は、すでに数回にわたって自らの立場を表明してきた。しかし日本は依然として中国政府の確固とした立場を顧みることなく、中国の戦闘機がいわゆる「中間線」を「飛行」したとしている。日本のメディアによると、今月22日までに日本の航空自衛隊は今年度すでに44回にわたって中国空軍の戦闘機を不法に阻んだという。

『日本新聞網』の報道によると、自衛隊は27日に最新の統計資料を発表し、今月22日までに釣魚島付近のいわゆる中日「中間線」海域で航空自衛隊は、今年度すでに44回にわたり中国空軍の戦闘機に対してスクランブル発進したと明らかにした。この数字は2006年の2倍に上る。

自衛隊によると、最近の緊急発進は日米がちょうど沖縄付近の海域で大規模な軍事演習を実施した今月7日のことで、その時に中国海軍の早期警戒機1機が「中間線」を飛行し、「日本側」に入って偵察活動をしようとしたが、警戒中の航空自衛隊の戦闘機F-15が緊急発進して阻み、中国の戦闘機は「中間線の中国側」に戻ったという。

また今年の1月以降、中国の先進の戦闘機や大型の爆撃機が絶えず、中日の「中間線」付近や釣魚島付近の海域を飛行しているという。この資料によると、中国の海岸におけるレーダー測定距離は「中間線」や釣魚島付近の空域に達せず、早期警戒機が出動して日米軍事演習の情況を「偵察」しなければならなかったということだ。

自衛隊が発表した資料では、中国の戦闘機の頻繁な「中間線」付近の出現に自衛隊は早期警戒機を出動するほかにも、今年9月からは最新鋭の電子偵察機「EP-3」がほぼ毎日、沖縄付近の南西海域上空をパトロールをし、中国空軍の動向を監視しているという自衛隊の対応策も明らかになった。

中国外交部は中日間の東中国海問題について「東中国海問題での中国側の立場は、明確で徹底している。中国は日本側が一方的に主張しているいわゆる『中間線』を認めたことは一度もなく、日本には領有権紛争がある海域で一方的な行動を起こす権利はない。中日間に『中間線』を画定する問題は存在していない」と数回にわたって強調している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月28日

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