米原子力航空母艦「カール・ヴィンソン」
多目的艦載用ヘリコプターSH-60による補給物資の空輸を受ける米空母「カール・ヴィンソン」
朝鮮半島情勢が緊迫している中、原子力を動力とする米海軍空母「カール・ヴィンソン」の空母打撃群が太平洋西部に向かって航行中であることはあまり知られていない。今週には、朝鮮半島および日本海付近の海域に、空母打撃群2群が揃うことになる。このほか、米軍はすでに原子力空母「ロナルド・レーガン」を東アジアに向かわせており、日本横須賀の米軍基地に配備されている原子力空母「ジョージ・ワシントン」と合わせると、アジア太平洋水域に3つの米空母打撃群が揃うことになる。「新華ネット」が伝えた。
中国人民解放軍の張召忠海軍少将がメディアに伝えた内容によると、3つの空母打撃群が同じエリアに集まることは、戦争勃発のカウントダウンが始まることを示しているという。米軍の3つの空母打撃群の集結は、中国および朝鮮に対する軍事的挑発行為において直近60年間で最大の規模だとマスコミが認識している。