米空母「ジョージ・ワシントン」は黄海での米韓合同軍事演習後、横須賀米軍基地には戻らず、3日に日本周辺海域で行われる米日合同軍事演習に参加する。人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」が伝えた。
NHKテレビの報道によると、米日は毎年この時期に大規模な合同軍事演習を行っている。空母ジョージ・ワシントンは黄海から琉球付近などの海域へ向い、米日合同軍事演習に参加すると見られる。米軍のイージス駆逐艦も参加し、海上自衛隊の軍艦と共に日本海で仮想敵を狙った演習を行うもようだ。
報道は米第7艦隊上層部の話として「米国は日本および韓国と引き続き連携を緊密化し、いかなる状況にも対応できる態勢を維持する。日本周辺で海上自衛隊と合同演習を行うとともに、朝鮮半島情勢の動向も注視する」と伝えている。
「人民網日本語版」2010年12月2日