二、中国の第5世代機の進展状況:
ロシアの軍事評論誌「独立軍事評論 (NVO)」編集者:中国にはまだ単独で第4世代戦闘機を開発する力もないのに、それより複雑な第5世代戦闘機を開発したなんて信じ難い。中国の航空機を主に仕入れているのはアフリカ諸国だ。中国の戦闘機がロシアや米国、フランス、スウェーデンの戦闘機と競争するのはまだ無理だ。
三、性能:
エンジン:ロシアが提供、最終的には国産エンジン搭載
英軍事専門誌「Jane's Defence Weekly」記者:ロシアが「殲20」に推力32000ポンドのエンジン「117S」を提供。このエンジンは8万ポンドの航空機にも搭載できる。超音速飛行能力や敏捷性では米国の戦闘機ラプター「F-22」に劣るかもしれないが、より多くの武器や燃料が積める。
米航空専門誌「Aviation News Weekly」:「殲20」のエンジンはロシア製「AL-31F」シリーズの規格だろうが、最終的には開発中の国産エンジンを搭載する予定だろう。
戦闘機のサイズ:
・Aviation News Weekly:地上補給車の大きさと比較して、この戦闘機は全長約22.86メートル、翼長13.72メートル、機外に装備を吊り下げない状況で離陸重量は約34-36.3トンとかなりの燃料が積める。機体の長さは1960年代の米国製戦闘爆撃機「F-111」に相当、F-111の燃料積載量は15.4トンだった。
・豪情報サイト「AustralianAviation」:「殲20」の体積は米国の戦闘機ラプター「F-22」より大きく、ロシアの第5世代戦闘機「T-50」に並ぶ。