ネットで中国の第5世代戦闘機に対する情報が飛び交い、世界中が各国の最新世代の戦闘機に注目し始めた。アメリカのF-22戦闘機が製造中止になり、F-35戦闘機の価格は一気に上昇した。また、ロシアのT-50はインドと共同開発したものである。このように、人類の英知を結集させた武器のどんな些細な動向もメディアは取り上げられ、様々な憶測を呼んでいる。
戦闘機の区分に対する概念も、世界の主な軍事国ではそれぞれ違うようだ。アメリカは中低空域、亜音速域での機動性の高いF-15とF-16戦闘機を第3世代戦闘機に位置づけており、ステルス性を備え、スーパークルーズ(超音速巡航)性能があるF-22とF-35を第4世代戦闘機に区分している。一方、ロシアはMiG-29とSu-28/30戦闘機を第3世代戦闘機とし、Su-35などの第3世代戦闘機を発展させたものを第4世代戦闘機として位置づけている。そして、ステルス機能と高い機動性を備えたスーパークルーズ可能な新世代の戦闘機を第5世代戦闘機としている。
ここでは、F-22、T-50などの第4・5世代の戦闘機について分析し、どのような戦闘機が今トップに君臨しているかを見ていきたい。
1.F-22 世界で唯一の現役第4世代戦闘機
F-22は現在実用化されている唯一の「第4世代戦闘機」であり、21世紀初頭の主要機種である。1982年にコンセプトデザインが出され、F-22は当初、5つの先進的な機能を備えていた。即ち、ステルス性(センサ類からの探知されにくさ)の高さ、機動性と俊敏性、スーパークルーズ(超音速巡航)機能、F-15に劣らない搭載能力、第3世界の戦闘区域を含む全ての戦闘区域で飛行可能な航続距離である。この高度な要求に対し、F-22が世界最先端の航空工学の技術を総動員させて、製造された事は疑いの余地がない。
欠点:研究開発の関係者によると、F-22に使用されているレーダー反射性の塗料は理想的なステルス性を発揮していない。これは致命的な欠点になりかねない。