ゲーツ米国防長官は12日夕方、特別機で東京の羽田空港に到着した。13日に菅直人首相、前原誠司外相、北沢俊美防衛相と相次いで会談し、米日同盟の強化について意見交換する。「中国新聞網」が伝えた。
一連の会談では春に予定される菅首相の訪米についても話し合われる見込みだ。報道によると米日両国は05年に定めた「共通戦略目標」の見直しや同盟関係強化の共同声明などについて意見交換する。米日韓の協力強化、米軍普天間基地移設問題、朝鮮の動向なども議題に上ると見られる。
ゲーツ長官はメディアに対し「共同声明と普天間基地移設問題は別。基地移設問題が米日の同盟関係に影響することは望まない」と指摘。現在開発中でレーダーに探知されにくいF35戦闘機を次世代主力戦闘機として日本に推奨する考えも示した。
「人民網日本語版」2011年1月13日