胡主席が訪米へ 「チャイナ」が米メディアの注目ワードに

胡主席が訪米へ 「チャイナ」が米メディアの注目ワードに。

タグ: 胡錦濤国家主席,米国,経済大国

発信時間: 2011-01-14 17:17:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦濤国家主席がまもなく米国を訪問する。これを受けて近頃、「チャイナ」が米国メディアの注目ワードとなっており、中国関連の報道が各米国紙上で頻繁に見られるようになっている。米国「ウォールストリートジャーナル」は13日、中国にスポットを当てたコーナー「China Real Time Report」の中で、「中国が世界一だと認識する米国人(Americans See China as No.1)」と題する文章を発表した。それによると、調査に答えた米国人の約半数が、世界一の経済大国は中国だと答えたという。

この記事によると、米国の世論調査機関ピュー・リサーチ・センター・フォー・ザ・ピープル&ザ・プレスによる最新調査の結果、「世界一の経済大国はどこか?」の質問に、約47%が「中国」と答えた。一方、「米国」と答えた回答者はわずか31%だった。

同記事はこの結果について、「米国の経済規模は中国を上回っているものの、中国が世界一というのは、米国内での一般的な認識のようだ。胡錦濤主席はまもなく米国を訪問し、オバマ大統領と会談を行う。米国人の中国問題への関心は高まり続けている」としている。

しかし、米国人の「中国が世界一」という見方は完全な善意によるものではないということを理解しなければならない。同記事は、「米国の政治家は、中国脅威論を得票に結びつけるのに長けている」としており、また、今回の両国首脳会談で焦点となるのは、「貿易、為替レート及び投資政策などの問題」と指摘している。

米「ワシントンポスト」紙が13日に伝えたところによると、米国は今回、最高レベルである公式訪問の待遇で胡主席を迎えるという。これはオバマ政府が胡主席の訪問を高く重視していることを表しており、また現在の中米両国関係の重要性が示されている。

米「Fox News」も同日、文章の中で、「米国のキッシンジャー元国務長官が極秘で中国を訪問し、米中関係の門を開けてから40年が経った。胡錦濤国家主席の今回の米国訪問は、中米両国の対話関係を引き続き構築し、未来へと前進するための道を描き出すだろう。中米両国は、貿易・通貨などの問題で意見の相違があるものの、両国の人々は両国首脳が今回の会談を通じ、問題を解決すべく努力し、両国関係を前進させていくことを望んでいる」と指摘した。

「人民網日本語版」2011年1月14日

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