中国の回良玉副総理は14日、セネガルの首都ダカールでスレイマン首相と会談した。
回良玉副総理は、「中国とセネガルは国交回復から5年間、ハイレベルでの往来が盛んになり、政治上の相互信頼が絶えず強化されてきた。また、双方は国際問題において密に協力し、各自の重要な利益にかかわる問題において互いに支え合い、経済貿易協力で著しい成果を上げた」と述べた。
これに対し、スレイマン首相は、「過去5年間、両国関係は大きな進展をみせた。中国がセネガルの経済、社会の発展に対して行った支援に感謝し、中国と共に協力の経験を総括し、将来における発展の道を展望したい」と述べた。
会談後、回良玉副総理とスレイマン首相は両国政府間の経済技術協力協定、農業技術協力プロジェクトの文書交換、および優遇貸付協定などの文書の調印式に出席した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年1月16日