AC313は高原において飛行時間86時間02分、飛行距離約12000kmに及ぶ50回の試験飛行を実施、国産ヘリの歴史的な突破口を開き、数多くの項目で中国のヘリコプター飛行記録を塗り替えた。打ち立てた記録は次の通り。
▽国産ヘリが西蔵(チベット)上空を飛行する夢を初めて実現。
▽崑崙山(4767m)、唐古拉(タンラ)山(5231m)、雪格拉山(5400m)上空を初めて飛行。
▽格爾木(ゴルムド)から拉薩(ラサ)まで1160kmを6時間5分かけて連続飛行。
▽国産大型ヘリが初めて海抜5200mにあるチョモランマ大本営に到達。
高原における試験飛行によってAC313の高原性能、▽エンジン・回転翼・動力伝達装置を含む中核となる三部品の整合性▽複合材料を使った新型ブレードの飛行性能▽高原で使用した際のエンジン出力、燃料消費、起動力▽システムと装置の高原適応性--を検証し、高原試験飛行の整備作業を確認した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月17日