「米軍の日本駐留が必要」ゲーツ氏の典型的な冷戦思想

「米軍の日本駐留が必要」ゲーツ氏の典型的な冷戦思想。 復旦大学国際問題研究院の汪偉民教授は、ゲーツ米国防長官は日本から韓国へ向かう前、米軍が日本に駐留する必要性について露骨な説明を加え、冷戦時代の考え方を持ち出したと述べた…

タグ: 米軍 日本 駐留 ゲーツ 冷戦

発信時間: 2011-01-17 16:53:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)が14日放送した番組「全球連線」で、復旦大学国際問題研究院の汪偉民教授は、ゲーツ米国防長官は日本から韓国へ向かう前、米軍が日本に駐留する必要性について露骨な説明を加え、冷戦時代の考え方を持ち出したと述べた。

司会者:中米の今回の真っ向からの対立はかなり興味深いものだった。米国側に目を向けると、ゲーツ長官が日本から韓国に向かう前に、米軍が日本に駐留する必要性について直接的、いや非常に露骨ともいえる説明を行った。彼は米軍が日本に駐留しなくなれば、中国や朝鮮はさらに強硬になると語った件について、ソウルにいらっしゃる汪偉民教授に、この発言をどうみるか、またその意図について伺いたい。

汪教授:ゲーツ長官のこの発言の2つの点に注目してみたい。ひとつは彼が東アジアの駐留米軍の存在と中国と朝鮮の対外政策の態度を直接結びつけて考えていることだ。これは明らかに冷戦時代の考え方だ。

2つ目は、私は今回の発言は恐喝的戦法ではないかと思う。彼は先に起きた中日船衝突事件、朝鮮の延坪島砲撃事件、天安沈没事件はいずれも米日や米韓と中国の間で数年前に起きた事柄が関係していると考えているから、この時期にこうした陳腐な発言が出てきてもおかしくはないし、冷静時代の考え方に逆戻りしているように思う。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月17日

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