中国日報と零点研究諮詢集団の共同実施した世論調査、2010年度「中国人の目に映る米国」によると、中国市民の9割が「中米関係は重要」と考えており、「中国と米国が良好な関係を維持することはとても重要」との回答も5割を超えた。
調査は昨年12月20-30日に北京、上海、広州、武漢、成都、瀋陽、西安の7都市で、18歳以上の住民1443人を対象に電話で行なわれた。
中米関係の発展については、全体的に安定を維持するとの見方が6割近くに上った。胡錦濤主席の訪米への注目も比較的高く、中米首脳会談が両国間の問題の解決や双方の発展の促進に有効との回答も6割近くに上った。
中国市民の対米好感度は2001年から2010年の間、全般的に安定を保ちながらやや上昇してきた。対米好感度に影響を与える主因としては、米国の中国に対する政治的行動との回答が53.2%、同経済的行動が47.3%に上った。米国人に対する印象は基本的にポジティブ面に関する回答が多く、「独立自主」が20%、「クリエイティブ」が13.4%、「自信がある」が6.9%だった。
「人民網日本語版」2011年1月17日