J-20
同誌によると、退役したばかりの空軍情報担当官は、中国がAESAレーダーやエンジン、ステルス技術を有効活用した場合、この第5世代機は非常に強力な戦闘機になる可能性があると警告した。J20はF22に似て非常に高度な超音速巡航を行えるが、搭載兵器がより多く、現在開発中の3種類の空対空ミサイルなど射程が米国の同じ戦闘機を上回る。また、対艦ミサイルや対地攻撃兵器は米国の衛星を破壊する能力をもつ兵器でもある。これらの航空機は早期警戒管制機E3やE8ジョイントスターズなど米国の空中給油機や大型センサを搭載した航空機に対抗するものだと見られる。この25年間、米国はステルス技術で独占的地位を保ってきたが、今や中国とロシアがその能力を獲得した。米国のリードはすぐになくなり、現在の軍事計画に大きな影響を与えるだろう。米国の西太平洋地域における海空力で統治的地位を維持できると思っている米国人にとって、J20は寝耳に水となったと語った。