写真はロシアの新型対空ミサイル「S400」の発射機。
ロシア国防省社会委員会議長団の委員は9日、ノーボスチ通信に対して、北方領土(ロシア名:南クリル諸島)駐在軍の装備更新の重点は防空ミサイルシステムと、最新の空港ネットワークを配備する空軍基地の建設であり、また太平洋艦隊に軍艦とミサイル艇を配備する。
ロシアのメドベージェフ大統領はセルジュコフ国防相、バサルギン地区発展相と会談した際に、同地区の軍隊は最新の武器を使用してこの不可分の領土の安全を保障しなければならないと述べた。
ロシア国防省社会委員会議長団の委員は次のように述べている。ロシアの北方領土に対する主権を保証するため、同地に駐在する第18機関銃・砲兵師団の装備を更新し、また最新型対空ミサイルシステム「S400」を配備、また現代的なレーダー観測所数カ所も建設する。
また、北方領土の現有の飛行場と施設を改修、空軍基地を配備し、多目的新型戦闘機や対潜哨戒機を配備する。
「人民網日本語版」2011年2月22日