馬英九氏(左)は2月27日、新竹県新埔鎮の慰安婦の盧満妹さん(中)を訪問した。盧さんは婦女救援社会福利事業基金会が彼女のために撮影した結婚写真を馬氏に見せた(写真は「中央社」)。
馬英九氏(左)は2月27日、新竹県新埔鎮の慰安婦の盧満妹さん(中)を訪問し、慰安婦が日本政府に対して謝罪を要求し、尊厳を求めていることについて「政府」が協力すると述べた。「中央社」が伝えた。
報道によると、盧さんは新竹県に生存する80歳代の慰安婦で、普段は他人の洗濯を請け負って生活している。彼女は年末に転んで怪我をしたため、仕事を休んでいる。彼女の息子はコンピュータが得意なため、県政府社会処の手配により、短期の仕事についている。
盧さんは馬氏が訪問したのを見て喜び、若い頃の写真と婦女救援社会福利事業基金会が彼女のために撮影した結婚写真を馬氏に見せた。馬氏は、慰安婦が日本政府に対して謝罪を要求し、尊厳を求めていることについて「政府」が協力すると述べた。馬氏はまた婦女救援社会福利事業基金会がここ数年台湾慰安婦に対する支援を行い、慰安婦たちが暗闇から抜け出すのを助けていることを評価した。
馬氏はまた「二二八」事件にも言及。馬氏は他人に対しては自分に対してと同じ基準を用いるべきだと述べ、当時彼はまだ生まれていなかったが、誤りを認めて謝罪、賠償、補償し、記念碑建造、名誉を回復することは、公道の問題だとした。
「人民網日本語版」2011年3月1日