中国政府が発表した第7部目の国防白書、「2010年中国の国防」について、起草者の陳舟大佐と軍事医学科学院の温氷研究員を1日、チャイナネットの番組「中国訪談」に招き、権威ある解読をしてもらった。インタビューの内容は次の通り。
今回の白書では、情報システムをベースとする体系的な作戦能力の向上が提起された。これについて、温氏は「まずは情報システムが土台で、次に体系的な作戦がくる。これは情報化戦争の重要な特徴といえ、部隊と部隊ではなく、総合的な作戦力の対比、体系的な作戦となる。
情報化戦争は機械化戦争と違い、軍隊にまったく新しい要求が課される。まず、体制の編成を情報化作戦の要求に適応させること。次に戦力の編成をより多元化、機械化することが必要になってくる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月2日