L15練習機「猟鷹」
ロシアの専門家は、「2005年以来、中国はロシアの航空機と艦艇を購入しておらず、2007年になると、インドは中国に代わって『ロシアの最大の武器輸入国』になってしまった。中国はもはや、ロシアの武器輸入国のトップ5にもランクインしていない」と指摘。「これは、中国の工業がすでに中国軍の需要を満たせるレベルまで発展したことを意味する。もちろん、中国は依然として、ロシア製の航空エンジン、輸送用ヘリコプター、海上ミサイルや航空ミサイルなどを必要としている。中国はSu-27やその他の武器装備をモデルにしたサンプルの製造に成功し、市場でロシアと競争しているが、今の段階では訓練機と軍事輸送機の輸出でしか成功を収めていない。これらはロシアの武器輸出の弱点であり、戦闘機の分野ではまだ圧倒されるレベルではない。しかし、国際社会がイランとリビアに対して、武器の輸出規制を行えば、中国は近い将来、中東や北アフリカ、ラテンアメリカの武器市場でロシアを追い抜く可能性もあるため、油断できない状況だ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月12日