外交部の洪磊報道官は12日に行われた定例記者会見で、日本が放射能漏れ状況正確に伝えることを希望すると明らかにした。
――日本は福島原発の放射能漏れ事故の評価をレベル7まで引き上げた。これはチェルノブイリ事故と同一レベルである。一部の国は日本の情報発信の透明性が十分でないと批判しているが、中国はどうみているか。
洪報道官:日本が放射能漏れ事故の評価をレベル7としたことに留意しており、日本の関係の措置が現在の事態を有効に緩和するものであることを希望し、また日本が世界各国に放射能漏れの状況を迅速、全面的、正確に伝えることを希望する。
――日本の放射能漏れ事故について、中国はこれまで日本側から得た情報について満足しているか。
洪報道官:日本で起きた放射能漏れ事故に対し、中国は日本の近隣国として当然、関心を払っている。日本が確実に有効な措置をとり、隣国および世界各国に関係の情報を迅速、全面的、正確に伝えることを希望する。中国は事態の推移を注視し、同時に専門的評価を行い、それについて日本側と接触を続けることを願っている。
「新華網日本語版」より 2011年4月13日