第7回中米国防政策対話が11日、銭利華・国防部外事弁公室主任とシファー米国防次官補代理により北京で行われた。
双方は前回対話以来の両軍関係を振り返るとともに、両軍関係の指導的原則、相互信頼の醸成、洋上の軍事的安全、地域や世界の安全保障上の共通関心事について、率直かつ踏み込んだ意見交換を行った。特に陳炳徳・人民解放軍総参謀長の訪米計画について重点的に話し合った。双方は▽両国元首および国防当局首脳間の重要な合意の真摯な実行▽両軍各レベルの対話や意思疎通の継続▽非従来型の安全保障分野における交流や協力の強化▽両軍関係の前進の着実な推進----で合意した。また、今年度の両軍交流計画を確認した。中国側は米側に、中国の核心的利益や重大な懸念の尊重、台湾への武器売却の停止、中国の排他的経済水域(EEZ)における米艦艇・航空機による偵察活動の停止を要求した。
「人民網日本語版」2011年4月12日