中国が釣魚島を「占領」する日本のシナリオが暴露

中国が釣魚島を「占領」する日本のシナリオが暴露。 中国政府は釣魚島及びその付属島嶼に対する議論の余地のない主権を何度も申し出ているが、日本当局は様々な手段を通じてこの事実を翻そうと企て、中国が「武力侵攻」した場合を想定して防衛措置を制定している。日本のメディアは9日、日本政府が沖縄県・尖閣諸島が中国に「占領」されるシナリオを作成していたことがわかったと伝えた…

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発信時間: 2011-05-10 14:29:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国政府は釣魚島(日本名・尖閣諸島)及びその付属島嶼に対する議論の余地のない主権を何度も申し出ているが、日本当局は様々な手段を通じてこの事実を翻そうと企て、中国が「武力侵攻」した場合を想定して防衛措置を制定している。

日本のメディアは9日、日本政府が沖縄県・尖閣諸島が中国に「占領」されるシナリオを作成していたことがわかったと伝えた。中国が尖閣諸島を「占領」した場合のシナリオは3つの局面で構成され、西南海域における「警戒監視」と「機動展開態勢」強化の具体的指導方針となっている。

◆「対中有事」のシナリオ初公開

日本の産経新聞は9日、防衛省が公開した「対中有事」のシナリオの全容を初めて明らかにした。2010年12月に策定した新たな「防衛計画の大綱」に基づき、自衛隊の「警戒監視」や「機動展開」などを強化する具体策をめぐり、防衛省は釣魚島を中国が「占領」するシナリオを作成していた。

◆中国が「3段階にわけて西南諸島を占領」と仮定

防衛省は秘密裏に行った協議で、想定される3つの局面の「シナリオ」を詳細に記録している。

(1)漁民を装った中国の海上民兵が尖閣諸島に上陸後、中国は「漁船が難破し、修理が必要」という理由で尖閣諸島を「占領」。沖縄県警の警察官が尖閣に乗り込み、「入管難民法違反」の現行犯で逮捕。

(2)中国国家海洋局はこれに対抗して海洋調査船を尖閣諸島海域に派遣。日本の海上自衛隊は「海上警備行動発令」により海上自衛隊の艦艇や航空機が出動する。これに中国は「日本が不当な軍事行動を仕掛けてきた」と国際社会にアピールする。

(3)中国海軍が「西南諸島への武力攻撃を発動」する。日本の海上自衛隊は艦艇を出動、中国海軍は軍艦を派遣するが、武力衝突に発展するのを恐れ海域を離脱。沖縄県警も撤収する。「間隙(かんげき)を突く」ように中国は米空母の介入も防ぐため宮古島や石垣島に「武力侵攻」する。この段階に至り日本の防衛省は防衛出動を発令、海・空自の艦艇や航空機を集結させ、米軍の支援も要請する。陸自部隊も「奪還作戦」に加わる。

防衛省はこのシナリオに基づき、3自衛隊は態勢を見直す方針だという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月10日

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