中国外交部の姜瑜・報道官は13日「中東の混乱を中国に向けようとする企みは失敗に終わるだろう」と語った。
雑誌「アトランティック・マンスリー」の5月10日号は、4月初めにクリントン米国務長官を取材した記事を掲載。中国側は中東の混乱が中国に向けられることを憂慮しているとの記者の質問に長官が答えたことについてコメントを求められた姜報道官は次のように述べた。
どのような人物であれ、混乱が発生した西アジアや北アフリカの国家と中国を同列に並べて論じることは不適切である。中東の混乱を中国に向けようとする、いかなる人物の企みも、中国人民が発展の道を自身で選ぶのを変えることはできない。こうした企みは徒労に終わるだろう。
(新華網日本語=中国通信社) 2011年5月14日