米空軍の高官2人が現地時間31日、上院軍事委員会の公聴会に出席し、第5世代戦闘機F35の完成がさらに遅れることと、それによる軍事的影響について説明したと米ワシントン・ポスト紙が伝えた。
米軍高官は公聴会で、「最大の憂慮は、人民解放軍のステルス戦闘機や弾道ミサイルなどの先進兵器」と述べ、「枕を高くして寝れない。特にステルス戦闘機J20は一番の『厄介』だ」とした。
米空軍の作戦を担当するカーライル副参謀長は、中国空軍のJ20は今年初めて公開され、これまでに2、3回試験飛行を行ったとし、「これは米軍にとって非常に厄介だ」と述べた。ロシアとインドが共同開発する次世代戦闘機も同じだと付け加えた。