◆今後の目標
中国は2012年前後に神舟9号と神舟10号を打ち上げ、さらに宇宙ステーション「天宮1号」との無人、有人ドッキングを完成する予定だ。これをベースに、2016年までに宇宙実験室を次々と打ち上げ、宇宙ステーション建設を一歩ずつ展開していく計画だ。
2020年頃には中国独自の大型宇宙ステーションが地球を回る軌道上に現れるだろう。それは60トン級の宇宙ステーションで、設計寿命は10年。中国はさらに人が長期滞在できる宇宙ステーションの建設も目指している。これらの事業が完成すれば、中国の有人宇宙計画は次の段階に向けて確かな基礎を打ち立てることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月9日