中国、2020年に大型宇宙ステーション打ち上げ 国際協力を歓迎

中国、2020年に大型宇宙ステーション打ち上げ 国際協力を歓迎。 中国が宇宙開発の分野で各国と協力できる余地はまだまだある。中国もこの方面に力を入れていく方針だ。これまでの世界各国との交流・協力には効果があがっている。今後こうした協力をさらに拡大していきたい」と楊氏は期待を示した…

タグ: 中国 宇宙ステーション 天宮1号 有人宇宙計画

発信時間: 2011-06-09 15:32:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

楊利偉氏

初の宇宙飛行に成功した中国の宇宙飛行士で現中国有人宇宙飛行弁公室副主任の楊利偉氏率いる代表団が7日、国連ウィーン本部で開かれた有人宇宙飛行50周年を記念するイベントに参加した。そこで新華社の記者は楊氏にインタビューした。

◆宇宙空間の平和利用に存在する世界的問題

「宇宙は全人類のもの。宇宙開発の過程で各国は国際協力を展開していく動きにある。それと同時に、宇宙空間の平和利用は全人類の共通の願いであり、中国は早くから、宇宙空間の平和利用により全人類を幸福にするという宇宙事業発展の根本理念を掲げてきた。この根本理念の下、平等・互恵を条件に、中国も各国と交流を強化し、積極的に協力し、世界各国とともに全人類の幸福に貢献していきたい」と楊氏は語った。

その一方で、宇宙空間の平和利用と、同分野の国際協力に存在する世界的問題も指摘。その例として、世界各国の発展にはかなりの格差があり、各国が協力する上で統一基準が欠如していること、一部の宇宙大国が人為的に障碍をつくっていることなどをあげた。

◆中国、各国との協力を望む

楊氏はまた、近年、中国の宇宙開発分野における国際協力の状況を紹介。ロシアとは船外宇宙服の開発で協力、神舟7号の宇宙飛行では宇宙飛行士にかかわる医学的指標、測定などのデータをフランスと共有した。

「中国が宇宙開発の分野で各国と協力できる余地はまだまだある。中国もこの方面に力を入れていく方針だ。これまでの世界各国との交流・協力には効果があがっている。今後こうした協力をさらに拡大していきたい」と楊氏は期待を示した。

◆今後の目標

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。