唐家セン氏、中日戦略的互恵関係の核心を語る

唐家セン氏、中日戦略的互恵関係の核心を語る。 東日本大震災から3カ月。新中日友好21世紀委員会の中国側座長を務める唐家セン氏が共同通信のインタビューに応じた。共同通信の伝える主なやりとりは次の通り…

タグ: 唐家セン氏 中日 戦略的互恵関係 核心 地震

発信時間: 2011-06-14 16:21:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

----中日関係は昨年悪化したが、これをどう改善するか。

中日間の戦略的互恵関係の最大の核心は何か。それは両国関係の長期にわたる健全で安定的な発展を確保することで、世々代々の友好と互恵協力を実現し、世界の平和と繁栄に共同で貢献することだと私は考えている。中日は共にアジアの大国だ。このため真っ先にアジア太平洋地域の平和と安定および共同発展に、共に建設的役割を発揮する必要がある。相手国を脅威ある挑戦的な対戦相手や競争相手と見なすのではなく、友好協力のパートナーと見なすべきだ。相手国が確固不動として平和発展路線を歩むことを互いに支持すべきだ。

----中日間の摩擦や溝をどう解決するか。

中日間にも溝があり、いくつか重大な溝すらあることに疑いの余地はない。重要なのは政治家が戦略的視点で大局に立ち、両国関係発展の大きな方向性をしっかりと押さえることだ。敏感な問題が生じた際は特に、それを芽のうちに速やかかつ適切に解決することで、両国関係の大局に影響が出ないようにしなければならない。地震の発生以来、両国民間の感情は大幅に改善したが、脆弱な面もまだある。双方は青少年交流を始めとする人的・文化交流をより重視すべきだ。私は責任を持って言うが、日本の政局がどう変わろうとも、中国側は中日間の4つの政治文書の原則に基づき、たゆまぬ努力を続け、戦略的互恵関係の健全で安定した、たゆまぬ前進を促していく。

「人民網日本語版」2011年6月14日

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