ロシアのエリヴィラ・ナビウリナ経済開発貿易相は18日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで「ロシアは、WTO加盟について7月末までにWTO加盟国と合意しなければ、関連の段取りに、さらに数年もかかり、加盟はさらに遅れることになる」と述べた。
ナビウリナ経済開発貿易相は「ロシアは年末か来年初頭をめどに、WTO加盟に向けた関連プロセスを完了させる予定だ。そのためには、7月末までに牛肉の輸入割当と農業支持、自動車組立問題、及び動植物検疫措置といった3つの問題についての交渉を済ませる必要がある」と語った。
ロシアは、1993年に、WTO加盟申請を行い、1995年から加盟に向けての交渉を進めてきた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年6月19日