中国とベトナム海軍艦艇編隊が6月10日から20日にかけて、北部湾海域で第11回共同パトロールを実施したのに続き、ベトナム海軍艦艇編隊は21日、4日間にわたる広東省湛江市への訪問を開始した。訪問期間中、両国海軍の将兵たちは艦艇の相互見学、娯楽やスポーツを通じた交流を行うことになっている。
今回の共同パトロールとベトナム艦艇編隊の中国訪問は、中国・ベトナム両軍の年間交流計画に組み入れられている友好交流活動である。これは、近ごろ緊張化している南中国海を巡る両国の領土紛争のある程度の緩和を裏付けるものだと見られている。