オーストラリア軍隊の軍事演習
豪紙「The Australian 」は25日、「企画者が米軍基地設立を提示した理由」と題する文章を発表した。内容は以下の通り。
米海軍大学のジェームス・ホームズ教授と吉原俊井教授は今年初めに発表した論文で、中国と戦争が勃発した場合、米国が日本に設けた海軍基地は完全にその弾道ミサイルの射程内に入ると警告した。
彼らによると、それに代わる基地としてオーストラリア西海岸を薦めた。そこの施設を“強固”にすればミサイル攻撃は防げるという。
豪州のスティーブン・スミス国防相が今週発表した豪軍再編では中国について触れなかったものの、「アジア太平洋地域各国の軍拡問題」を研究するよう指示を出した。これは明らかに中国を指している。
こうした動向は、米軍がオーストラリアに基地を設置する可能性があることや、中米戦争に関する議論が増えていることを反映している。オーストラリア西部への戦艦や航空機の移転は、資源産業関係者や国防戦略家が憂慮している問題だ。