◇国会会期は8月末まで 「居座り」か
これに対し日本のメディアは、菅首相の訪中を新たな「居座り」画策だと報じている。また、延長した通常国会の会期末は8月末で、一般的にはそれが菅氏の退陣時期だと見られているが、菅氏は秋以降の続投にも強い意欲を示しているようだ。訪中を理由とする新たな「居座り」画策は野党だけでなく、民主党内からも強い反発を招くのは必至で、政局は一層混乱しそうだと伝えている。
民主党の岡田克也幹事長は3日、NHKの討論番組に出演し、「菅首相は予定通り退陣すると各党派に約束する」と語った。こうしたことから、民主党の指導層が菅氏との対立を深めていることが鮮明になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月5日