新紙:マレン議長の訪中と姚明引退に内在する関係

新紙:マレン議長の訪中と姚明引退に内在する関係。 米軍のマレン統合参謀本部議長が中国を訪問した今月9日、ヒューストン・ロケッツで活躍した中国人選手、姚明が米プロバスケットボール協会(NBA)の公式サイトで引退を表明した。この何も関係がないように思われる2つの事件だが、実はどちらも中米関係に小さくない影響を与えている…

タグ: 新紙 マレン議長 訪中 姚明 引退 NBA

発信時間: 2011-07-15 16:00:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇姚明の引退はNBAの多大な損失に

姚明の引退への注目度はマレン議長訪中を遥かに凌ぐものだ。米国および全世界で最も成功し、最も有名となった中国人プレーヤーを、ヒューストン・クロニクル紙は「世界共通の貨幣」と呼ぶ。姚明がヒューストン・ロケッツで活躍した9年間、自ら億万長者となっただけでなく、NBAにも数億人の観衆をもたらした。姚明の影響力はバスケットボールスターの範疇を超え、中国の発展とアメリカンドリームを見事に結合し、中米文化と国民感情をつなぐ架け橋となった。

姚明は今月20日、正式に引退を発表する。NBAグローバル化の象徴的人物である姚明がNBAに与えた影響は中国のバスケットボールに与えた影響をも上回る。中国はすでにNBAの米国本土以外の第二の市場となり、中国の観衆の数は米国を上回る。姚明の引退はNBAに多大な損失をもたらすだろう。中国の多くの観衆がNBAに興味を失い、中国のスポンサーも大幅に減るだろう。

姚明の引退で、無数の中米バスケットボールファンが共通のヒーローを失うことになる。姚明の成功は、無二の身体条件と普通以上の努力によるものだ。今後数年、十数年はおそらく姚明に代わる中国人は出てこないだろう。中米の人々の興味をそそる、互いの距離を縮める話題がひとつなくなる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月15日

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