習近平共産党中央政治局常務委員・国家副主席・中央軍事委副主席を団長とする中央代表団は17日午後、チベット自治区の区都ラサに到着した。チベット平和解放60周年の祝賀行事に出席する。中央代表団は空港でチベット各界大衆の温かい歓迎を受けた。
ラサ・コンガル空港には国旗と「中央代表団を熱烈に歓迎する」と書かれた巨大横断幕が掲げられていた。
代表団を乗せた特別機は午後1時10分、チベット各民族、各界大衆の熱のこもった歓呼の中、コンガル空港に到着した。習近平氏は大衆に手を振って歓呼にこたえた。
続いて代表団副団長の回良玉党中央政治局委員・副総理、李建国全国人民代表大会(全人代)常務委副委員長兼秘書長、杜青林人民政治協商会議(政協)全国委副主席・共産党中央統一戦線工作部部長、ペパラ・ゲレナムジェ政協全国委副主席、ライディ前期全人代常務委副委員長、陳炳徳中央軍事委委員・総参謀長がタラップを降りた。
空港ではチベット自治区の張慶黎党委書記、チャンパ・プンツォク人民代表大会(人代、自治区議会)主席、パドマチリン人民政府主席はじめ600人余りの大衆が盛装して出迎えた。
中央代表団は同日午前、特別機で北京を出発した。代表団は総勢59人で、団員は党中央と国家機関の関係部門の責任者、一対一でチベットを支援する関係省・市の責任者で構成されている。