米、日印に失望 ア太外交戦略に少しずつ変化

米、日印に失望 ア太外交戦略に少しずつ変化。 日本やインドとの関係にどんな変化が起き、日印両国が米国との「消極的」な関係にどんな責任を持つべきか米政府は考える必要がある。両国の国内政治の弱点は明らかで、今年8月に菅首相が予定通り退陣すれば、日本国内は再び混乱するだろう。今後、米国の軍事配置の調整、日本との関係の操作性の強化、自信をつける中国や核兵器を保有する朝鮮への対応が要求されるだろう…

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発信時間: 2011-07-20 12:56:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

印米戦略対話に出席するためインドを訪問するクリントン米国務長官(7月18日)

インドもまた、米政府を失望させてきた。オバマ政権に交代して最初の2年、インドは気候問題と貿易問題で米国と「対立」し、インドの原子力産業における米企業の発展を法的に保障せず、深遠な意義のある経済体制改革を排斥し、いまだに米戦闘機をインド最大の領空防御として導入するのを拒んでいる。

日本やインドとの関係にどんな変化が起き、日印両国が米国との「消極的」な関係にどんな責任を持つべきか米政府は考える必要がある。両国の国内政治の弱点は明らかで、今年8月に菅首相が予定通り退陣すれば、日本国内は再び混乱するだろう。今後、米国の軍事配置の調整、日本との関係の操作性の強化、自信をつける中国や核兵器を保有する朝鮮への対応が要求されるだろう。

しかし実際には、「貧血状態」にある菅政権は米国のこうした要求を満足できない。一方、インド国民会議は悪い評判や内輪もめ、支持率の低迷がつきまとっている。インドは米政府が中国やパキスタンとの関係処理に力を入れていることに不満を持ち、米国はインドのアフガニスタン問題への対応に失望した。

とはいえ日本とインドは、米国がアジア及び世界における指導的な地位を強化しても、その地位を損なうことは望んでいない。しかし、米国のどっちつかずの外交戦略によって両国は「自己防衛」を模索し始めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月20日

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