33人が乗った中国漁船が現地時間25日、沖縄本島の東海上で故障、中国海運管理部門は日本に救援を要請した。同日午後、日本側が派遣した航空機がこの中国漁船を発見、甲板上で約10人の乗組員が手を振っているのを確認した。
日本新華僑報の電子版によると、漁船(233トン)は中国の水産会社が所有する「魯栄漁2682」で、同海域でイカ漁をしていたという。
25日朝、「機関室が浸水し、航行できなくなった」という漁船からの通報を受けた中国漁業管理部門は直ちに日本に救援を要請、「小笠原諸島の東約2千キロで 、小笠原諸島の南鳥島の北約300キロ」と場所を報告した。
第3管区、第5管区、第11管区海上保安本部が捜索隊を出して同海域を捜索した。
3管区本部(横浜)によると、本部の航空機が25日午後、小笠原諸島の南鳥島の北約330キロの海上で中国漁船を発見、甲板上では10人の乗組員が手を振っているのを確認したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月26日