この問題の最良の解決法は、無条件に自制を継続するのではなく、南中国海の開発を加速することだ。今の中国には空母がある。つまり開発の保証がある。今後は適切な島嶼と海域を選び、エネルギー開発を進めるべきだ。
中国企業はここ何年かで資本も技術も蓄積してきた。南中国海で開発を行うにあたり、この方面の問題はないはずだ。たとえ現在は元手を割り込みそうでも、堅持しなければならない。こうして初めて、最良の領土アピールになるからだ。
油田採掘はやや時間がかかるだろうが、観光開発はもっと速く進められる。いくつかの島嶼を選び、大きめの観光会社に開発させる。最初に仮設住宅と小型飛行場を建設すれば、1年半もせずに観光客を受け入れられるはずだ。当初の価格設定はやや高くても、美しい祖国の島を見に行ってみたいと思う国民は多いはずだ。
南中国海の開発にあたり、安全保障上の問題はどう解決するのか?今なら難しくない。われわれには空母があるのだ。空母艦隊をつくり、大小の艦船を加え、南中国海を度々巡行すればよい。中国の領海なのだ。中国の空母が中国の領海をパトロールするのは正当かつ理に適うことだ。空母+開発。これが中国の領海主権を守る最も力強い方法だ。
「人民網日本語版」2011年8月2日