韓国の李明博大統領は15日、「光復節」記念式典で演説し「韓国政府は成熟した韓日関係の発展に一貫して尽力している。未来のために韓国は過去の不幸な歴史には縛られないが、歴史を忘れることも断じてない。日本は若い世代に正しい歴史教育を行う責任がある。そうしてこそ、韓日両国の若い世代が明るい未来に向かって一緒に歩んでいける」と述べた。
最近、独島(日本名:竹島)の主権問題をめぐり韓日は激しく衝突しているが、同日の演説では言及されなかった。韓国聯合ニュースは「韓国は成熟した対日外交を展開する。独島問題で日本政府が挑発した場合、韓国は強い措置を講じるだろう。だが今はまだその時ではない」との政府関係者の話を伝えた。
「人民網日本語版」2011年8月16日