外交部の馬朝旭報道官は22日、フィリピンのアキノ大統領の訪中についての記者のインタビューに答え、両国関係の一層の発展を促すものとの認識を示した。
----フィリピン外務省は18日、アキノ大統領が8月30日から9月3日まで国賓として中国を訪問すると発表した。人間本位のパートナーシップを推進し、両国関係を最高レベルまで引き上げることが目的としている。これについてコメントは。今回の訪問を中国側はどう見ているか。中国とフィリピンの関係をどう評価するか。
アキノ大統領閣下の就任後初の訪中となる。首脳会談では両国関係の促進、各分野の交流や協力の推進、国際・地域問題での協調の強化について意見交換する。双方は経済、貿易、文化、メディア協力の促進を旨とする一連の合意に調印する。
フィリピンは中国の近隣国であり、ASEAN加盟国だ。中国政府は一貫してフィリピンとの善隣友好協力関係の発展を重視している。近年両国上層部は交流を維持し、相互理解を深め続けている。経済、貿易、文化、エンフォースメント、国防分野の交流・協力は前向きな成果を上げ、中国・ASEAN関係の強化および東アジア協力の過程では緊密な意思疎通と協調を維持している。両国関係の健全で安定した発展が両国および両国民の根本的利益、長期的利益に合致し、地域の平和・安定・繁栄の促進にも寄与することは事実が証明している。フィリピン側と共に努力して、戦略的協力関係のたゆまぬ進展を促していきたい。
「人民網日本語版」2011年8月23日