日本の中国の空母保有に対する「失態ぶり」の理由

日本の中国の空母保有に対する「失態ぶり」の理由。 中国の隣国として、中国の対外貿易額がすでに世界一に躍進し、海上ルートと海上の戦略的物資の安全確保は中国の安定した発展に非常に重要であるため、空母保有は発展しつつある防衛の正当な要求であることを日本は知っている。また、中国が「主権、安全と発展」を守り、地域の安全と世界平和に対する大国としての責任を負うには、遅かれ早かれ空母を保有しなければならないことも知っている…

タグ: 日本 中国 ワリヤーグ 空母 試験航行

発信時間: 2011-08-28 11:25:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:中国初の空母が14日午前、4日間の海上試験航行を終えて、大連造船所の停泊地に戻った。

資料写真:中国初の空母が14日午前、4日間のテスト航海を終えて、大連造船所の停泊地に戻った。

香港紙「文匯報」はこのほど、中国国防部報道官の「中国は中古の空母を改修し、科学研究と訓練に使用する」という発言と、この中国初の空母が海上でテスト航行を実施したことは海外メディアから大きな注目を集め、特に日米両国では異なる反応があったと伝えている。

また、オーストラリア放送協会(ABC)の伝えるところによると、東アジア・太平洋事務を担当するカート・M・キャンベル(Kurt M.Campbell)米国務次官補は、オンラインビデオインタビューを受けた際、中国が空母を保有するのは正常なことであり、中米両国は衝突の回避と平和共存を実現する十分な智恵を持っていると述べた。

さらに、日本の共同通信が伝えたところによると、北沢俊美防衛相はこのほど行われた記者会見で、中国軍が初の空母の海上テスト航行を行ったことについて、「地域に大きな影響を与えることは間違いないので、警戒感をもっていきたい」としたうえで、「機動性があり、攻撃性の強いものがどういう理由で必要なのか。透明性はしっかりしてほしい」と述べ、中国に国際社会に対して空母の透明性を高めるよう求めた。

これに対して北京の軍事評論家は、日本の防衛関係のトップである北沢防衛相が隣国の空母改造について考えを述べるのは職務範囲内のことで、過度に非難されるべきではないが、北沢防衛相の発言から「中国脅威論」という言外の意味を汲み取ることもでき、中国の空母改造に対する防衛相の反応としては明らかに失態だと語った。このような失態は一時的な感情ではなく、日本の一部の政治家のもつ根強い偏見や妄執からもたらされたものである。

その一、選択的記憶による「失態」

中国の隣国として、中国の対外貿易額がすでに世界一に躍進し、海上ルートと海上の戦略的物資の安全確保は中国の安定した発展に非常に重要であるため、空母保有は発展しつつある防衛の正当な要求であることを日本は知っている。また、中国が「主権、安全と発展」を守り、地域の安全と世界平和に対する大国としての責任を負うには、遅かれ早かれ空母を保有しなければならないことも知っている。さらに、中国が複雑な海上の安全情勢に直面し、今もなお日本など空母を保有している国や空母保有国と軍事的同盟関係にある隣国と中国の間で海洋領土の係争が存在することも知っている。それなのに、そのような情勢を全く認知していない態度を示している。

日本は、自国が対外貿易によって立国した西太平洋の島国であること、海上ルートの安全確保が自国の発展にとって非常に重要であること、ひそかに自衛隊の軍事力を強化し続けていることだけを意識している。

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